Smamonの使い方
すでにWi-SUN方式のBルートが使用可能な低圧用スマートメーターがあることが前提となります。
全体の流れは以下のようになります。
1.Wi-SUNアダプタのセットアップ
- ドライバのインストール
- Wi-SUNアダプタをPCに接続
2.Smamonの起動と設定
- Bルート接続設定
- データ保存設定
- 各種設定
3.Bルート通信スタート
全体の流れは以下のようになります。
1.Wi-SUNアダプタのセットアップ
- ドライバのインストール
- Wi-SUNアダプタをPCに接続
2.Smamonの起動と設定
- Bルート接続設定
- データ保存設定
- 各種設定
3.Bルート通信スタート
1.Wi-SUNアダプタのセットアップ
まず、Smamonの動作確認済みWi-SUNアダプタを入手します。
直接PCに接続できるUSBドングルタイプをお勧めします。
直接PCに接続できないアダプタの場合は、PCとシリアル(仮想COMポート)接続できるようにする必要があります。
Wi-SUNアダプタが入手できたら、PCにドライバソフトをインストールします。
USBドングルタイプの動作確認済みWi-SUNアダプタは、FTDIの仮想COMポートドライバを使用します。
"setup executable"形式のファイルを利用するのが簡単だと思います。
ドライバのインストールが完了したら、PCにWi-SUNアダプタを接続して、デバイスマネージャーに"USB Serial Port"が追加されていることを確認しておきます。
元々PCに搭載されているCOMポートと間違えないようにします。
(上のキャプチャ画像では、COM1はPCに元々あるCOMポートで、COM3がWi-SUNアダプタの仮想COMポートです。)
直接PCに接続できるUSBドングルタイプをお勧めします。
直接PCに接続できないアダプタの場合は、PCとシリアル(仮想COMポート)接続できるようにする必要があります。
Wi-SUNアダプタが入手できたら、PCにドライバソフトをインストールします。
USBドングルタイプの動作確認済みWi-SUNアダプタは、FTDIの仮想COMポートドライバを使用します。
"setup executable"形式のファイルを利用するのが簡単だと思います。
ドライバのインストールが完了したら、PCにWi-SUNアダプタを接続して、デバイスマネージャーに"USB Serial Port"が追加されていることを確認しておきます。
元々PCに搭載されているCOMポートと間違えないようにします。
(上のキャプチャ画像では、COM1はPCに元々あるCOMポートで、COM3がWi-SUNアダプタの仮想COMポートです。)
2.Smamonの起動と設定
Smamon.exeを起動すると、このような状態になります。
(注)インターネット等から取得したexeファイルの場合、セキュリティの警告(発行元を確認できません、PCが保護されました等)が表示される場合がありますが、その場合は「実行」ボタンを押してください。(Windows8.1/10では詳細情報の中に実行ボタンがあります)
最初に各設定を行います。
【Bルート接続設定】
「Bルート通信デバイス」
使用するWi-SUNアダプタを選択します。
「デバイス接続ポート」
Wi-SUNアダプタの仮想COMポートを選択します。
(注)PCに接続されていないWi-SUNアダプタは表示されません。
「Bルート認証ID」
Bルートの認証IDを4桁ずつ正確に入力します。
「Bルート認証パスワード」
Bルートの認証パスワードを正確に入力します。(スペース等は入れずに連続して入力)
「逆方向の計測値を取得する」
逆方向(売電方向)の電力量を取得する時はチェックを入れます。
【データ保存設定】
「データファイル保存フォルダ」
スマートメーターから取得したデータを保存するフォルダを設定します。
「フォルダ設定消去」を押してフォルダ名を消去すると、データの保存は行われなくなります。
「データファイルをFTPで送信する」
データをFTPでインターネット上のサーバーに保存する場合はチェックを入れて、各項目を設定します。
「FTP送信先ディレクトリ」は、FTPのルートディレクトリの場合は /(スラッシュ)です。
「テストファイル送信」ボタンを押すと、設定したサーバーにFTPでテストファイルを送信します。
「毎分データ送信頻度」
データファイルをFTPで送信する時の最短の間隔を設定します。
通信量とネットワーク・サーバーへの負荷を考慮して設定してください。
「ログデータ」
Smamonのウインドウ左下の状態表示の内容をログデータとして保存、FTP送信する場合はチェックします。
【各種設定】
「アプリ起動時自動的にスタートする」
Smamon起動時、Bルート通信を自動的に開始させる場合はチェックをいれます。
「PCを毎日1回自動的に再起動する」
Smamonを常時稼働させる場合などで、PCを定時リブートさせる場合は、チェックして時刻を設定します。
その場合はSmamonをWindowsのスタートアップに登録し、「アプリ起動時自動的にスタートする」も合わせてチェックする必要があります。
「スタート時COMポートエラーが発生したらPCを再起動する」
Smamonをスタートした時に何らかの原因でCOMポートエラーが発生した場合、数回リトライした後にPCを再起動します。
遠隔監視のようなエラーメッセージに対応できない使い方をする場合に使用します。
「万一COMポートがフリーズしたらPCを再起動する」
遠隔監視のようなエラーメッセージに対応できない使い方をする場合はチェックを入れておきます。
「瞬時電力更新回数最大値」
1分間にスマートメーターから瞬時電力を取得する最大回数です。初期値は6(10秒間隔)です。
「定常通信エラー時リトライ回数」
定常通信でエラー(無応答等)が発生した場合のリトライ回数(最大値)です。設定した回数で通信が復活しない場合は再度SCANからやり直します。
「全ての設定を削除する」
Smamonの全ての設定を削除して初期状態にする場合に使用します。
(注)インターネット等から取得したexeファイルの場合、セキュリティの警告(発行元を確認できません、PCが保護されました等)が表示される場合がありますが、その場合は「実行」ボタンを押してください。(Windows8.1/10では詳細情報の中に実行ボタンがあります)
最初に各設定を行います。
【Bルート接続設定】
「Bルート通信デバイス」
使用するWi-SUNアダプタを選択します。
「デバイス接続ポート」
Wi-SUNアダプタの仮想COMポートを選択します。
(注)PCに接続されていないWi-SUNアダプタは表示されません。
「Bルート認証ID」
Bルートの認証IDを4桁ずつ正確に入力します。
「Bルート認証パスワード」
Bルートの認証パスワードを正確に入力します。(スペース等は入れずに連続して入力)
「逆方向の計測値を取得する」
逆方向(売電方向)の電力量を取得する時はチェックを入れます。
【データ保存設定】
「データファイル保存フォルダ」
スマートメーターから取得したデータを保存するフォルダを設定します。
「フォルダ設定消去」を押してフォルダ名を消去すると、データの保存は行われなくなります。
「データファイルをFTPで送信する」
データをFTPでインターネット上のサーバーに保存する場合はチェックを入れて、各項目を設定します。
「FTP送信先ディレクトリ」は、FTPのルートディレクトリの場合は /(スラッシュ)です。
「テストファイル送信」ボタンを押すと、設定したサーバーにFTPでテストファイルを送信します。
「毎分データ送信頻度」
データファイルをFTPで送信する時の最短の間隔を設定します。
通信量とネットワーク・サーバーへの負荷を考慮して設定してください。
「ログデータ」
Smamonのウインドウ左下の状態表示の内容をログデータとして保存、FTP送信する場合はチェックします。
【各種設定】
「アプリ起動時自動的にスタートする」
Smamon起動時、Bルート通信を自動的に開始させる場合はチェックをいれます。
「PCを毎日1回自動的に再起動する」
Smamonを常時稼働させる場合などで、PCを定時リブートさせる場合は、チェックして時刻を設定します。
その場合はSmamonをWindowsのスタートアップに登録し、「アプリ起動時自動的にスタートする」も合わせてチェックする必要があります。
「スタート時COMポートエラーが発生したらPCを再起動する」
Smamonをスタートした時に何らかの原因でCOMポートエラーが発生した場合、数回リトライした後にPCを再起動します。
遠隔監視のようなエラーメッセージに対応できない使い方をする場合に使用します。
「万一COMポートがフリーズしたらPCを再起動する」
遠隔監視のようなエラーメッセージに対応できない使い方をする場合はチェックを入れておきます。
「瞬時電力更新回数最大値」
1分間にスマートメーターから瞬時電力を取得する最大回数です。初期値は6(10秒間隔)です。
「定常通信エラー時リトライ回数」
定常通信でエラー(無応答等)が発生した場合のリトライ回数(最大値)です。設定した回数で通信が復活しない場合は再度SCANからやり直します。
「全ての設定を削除する」
Smamonの全ての設定を削除して初期状態にする場合に使用します。
3.Bルート通信スタート
「スタート」ボタンを押すと、Bルートの接続を開始します。
Bルートの接続が完了し、定常通信が始まると、スマートメーターの計測値が表示されるようになります。
データの保存とFTP送信を設定した場合は、それらも同時に開始されます。
保存されるデータの詳細については、Smamonの技術情報をご参照ください。
「ストップ」ボタンを押すと、Smamonの動作が停止します。
一度設定が完了した後は、設定内容に変更がない限り、Smamonを起動して「スタート」ボタンを押せば、Bルートの通信が始まります。
(注)Smamonが保存するデータに記録される時刻は、1分毎データはPCの時刻で、30分毎及びDailyデータはスマートメーターの時刻になっています。
データ間のずれを小さくするため、PCの時計は正確に設定しておいてください。
Bルートの接続が完了し、定常通信が始まると、スマートメーターの計測値が表示されるようになります。
データの保存とFTP送信を設定した場合は、それらも同時に開始されます。
保存されるデータの詳細については、Smamonの技術情報をご参照ください。
「ストップ」ボタンを押すと、Smamonの動作が停止します。
一度設定が完了した後は、設定内容に変更がない限り、Smamonを起動して「スタート」ボタンを押せば、Bルートの通信が始まります。
(注)Smamonが保存するデータに記録される時刻は、1分毎データはPCの時刻で、30分毎及びDailyデータはスマートメーターの時刻になっています。
データ間のずれを小さくするため、PCの時計は正確に設定しておいてください。
過去の電力量データの取得(バージョン0.30以降)
スマートメーターに保存されている積算電力量の履歴データを取得することができます。
Smamonをスタートして電力量が表示されている状態の時に、「過去データ」の所で履歴を取得する日(1日前〜99日前)を設定して、「履歴取得」ボタンを押すと、履歴データの取得が開始されます。
取得が完了すると、履歴データが一覧表示されます。
データの保存先が設定されている場合は、取得と同時にデータが保存されます。
また、データのFTP送信が設定されている場合は、ファイルがFTP送信されます。
通信エラー等により履歴データの取得が完了しない場合は、再度「履歴取得」ボタンを押してください。
Smamonをスタートして電力量が表示されている状態の時に、「過去データ」の所で履歴を取得する日(1日前〜99日前)を設定して、「履歴取得」ボタンを押すと、履歴データの取得が開始されます。
取得が完了すると、履歴データが一覧表示されます。
この機能は定常通信中のみ使用できます。定常通信中でない時はボタンが無効になります。
データの保存先が設定されている場合は、取得と同時にデータが保存されます。
また、データのFTP送信が設定されている場合は、ファイルがFTP送信されます。
通信エラー等により履歴データの取得が完了しない場合は、再度「履歴取得」ボタンを押してください。
保存した電力量データの表示(バージョン0.30以降)
PCに保存されている積算電力量のデータを表示することができます。
「過去データ」の所で表示する日(0日前〜99日前)を設定して、「保存データ」ボタンを押すと、保存されている電力量が一覧表示されます。
データが保存されていない場合は -- の表示になります。
「FTP」ボタンを押すと、設定した日のデータファイルがFTP送信されます。
「過去データ」の所で表示する日(0日前〜99日前)を設定して、「保存データ」ボタンを押すと、保存されている電力量が一覧表示されます。
データが保存されていない場合は -- の表示になります。
「FTP」ボタンを押すと、設定した日のデータファイルがFTP送信されます。
Smamonのアンインストール
SmamonのソフトをPCから削除する場合は、各種設定の「全ての設定を削除する」で設定した内容を全て削除し、そのまま「アプリ終了」ボタンでSmamonを終了した後、Smamon.exeを削除してください。
Smamonの裏機能(バージョン0.30以降)