スマートメーターの特徴
スマートメーターのBルートで取得できるデータ

各電力会社Bルートサービス申込み窓口

北海道電力

東北電力

東京電力

中部電力

北陸電力

関西電力

中国電力

四国電力

九州電力

沖縄電力

検針の自動化


引用元:東京電力エナジーパートナー スマートメーター

従来は検針員が電気を使用している住宅や事務所に出向いて電気メーターをチェックしていましたが、スマートメーターでは管理サーバーが通信で電力量を自動収集することができます。そのため、検針に伴う人件費の大幅な削減、検針時間の削減、検針ミスの防止等が可能になります。


開閉器の遠隔操作


引用元:富士電機 スマートメーターカタログ

従来は電気の使用開始・終了時や契約アンペアの変更時等、作業員が現地に訪問して開閉器(ブレーカー)の操作や交換を行っていましたが、スマートメーターではそれらを遠隔操作によって行うことができます。そのため、人件費の大幅な削減、対応時間の短縮、無契約状態の無断使用の防止等が可能になります。


双方向計量


引用元:富士電機 スマートメーターカタログ

太陽光発電設備を設置した場合等、買電(順方向)と売電(逆方向)を両方行う場合、従来はメーターが2台必要でしたが、スマートメーターなら1台で双方向の計量が可能になります。そのため、メーターの設置コストと設置スペースの削減が可能になります。


電力メーター情報発信サービス(Bルートサービス)の提供


引用元:東京電力エナジーパートナー スマートメーター

スマートメーターで計測したデータを、スマートメーターから直接HEMS機器等に送信するサービスです。このサービスにより、電気の使用量や消費電力などを電力会社の検針と同等の精度で取得することが可能になります。また、従来のように分電盤付近にCTのような部品を取り付ける必要はありません。


以下は低圧スマートメーターのBルートで取得できるデータです。
これらはエコーネット規格のAPPENDIX ECHONET機器オブジェクト詳細規定で規定されています。

プロパティ名称EPCプロパティ内容
動作状態0x80ON/OFFの状態
係数0xD3積算電力量計測値、履歴を実使用量に換算する係数
積算電力量有効桁数0xD7積算電力量計測値の有効桁数
積算電力量計測値(正方向)0xE0正方向の積算電力量計測値
積算電力量単位0xE1積算電力量計測値、履歴の単位(乗率)
積算電力量計測値履歴1(正方向)0xE2積算履歴収集日1の24時間(48コマ分)の正方向の定時積算電力量計測値
積算電力量計測値(逆方向)0xE3逆方向の積算電力量計測値
積算電力量計測値履歴1(逆方向)0xE4積算履歴収集日1の24時間(48コマ分)の逆方向の定時積算電力量計測値
積算履歴収集日10xE530分毎の計測値履歴データを収集する日
瞬時電力計測値0xE7電力実効値の瞬時値
瞬時電流計測値0xE8実効電流値の瞬時値
定時積算電力量計測値(正方向)0xEA最新の30分毎の計測時刻における積算電力量(正方向)
定時積算電力量計測値(逆方向)0xEB最新の30分毎の計測時刻における積算電力量(逆方向)
積算電力量計測値履歴20xEC積算履歴収集日時、収集コマ数及び積算電力量の計測結果履歴の過去6時間分
積算履歴収集日20xED30分毎の計測値履歴データを収集する日時(30分毎)及びコマ数